寿都温泉(北海道)

寿都温泉(北海道)
住所 〒048-0414 北海道寿都郡寿都町湯別町下湯別462−1
公式 URL http://yubetsunoyu.com/

寿都温泉(北海道)完全ガイド|ゆべつのゆの魅力と歴史、アクセス情報まで徹底解説

北海道の日本海側に位置する寿都町。この小さな港町には、明治時代から続く歴史ある温泉地「寿都温泉」があります。別名「湯別温泉」とも呼ばれるこの温泉は、全道でもトップクラスの泉質を誇り、かつては湯治場として多くの人々に親しまれてきました。本記事では、寿都温泉の中心施設「ゆべつのゆ」を中心に、その魅力を徹底的にご紹介します。

寿都温泉の歴史と由来

明治時代から続く温泉の歴史

寿都温泉の歴史は古く、寿都町史によると1880年(明治13年)に「湯別野温泉開発」と記録されています。さらに、1886年に国が初めて全国の温泉情報をまとめた「日本鉱泉誌」にも「湯別温泉」として記載されており、140年以上の歴史を持つ温泉地であることがわかります。

湯治場としての役割

かつて寿都温泉は、地域の人々だけでなく遠方からも多くの湯治客が訪れる場所でした。特に慢性的な皮膚疾患や関節痛、神経痛などに悩む人々が長期滞在し、温泉の効能を求めて療養していました。現代のような医療が発達していなかった時代、温泉は貴重な治療手段の一つだったのです。

地域固有の資源として

寿都温泉は単なる観光資源ではなく、地域固有の大切な資源として守られてきました。地元の人々は代々この温泉を大切にし、現在も町営の日帰り入浴施設として多くの方々に利用されています。

寿都温泉 ゆべつのゆについて

施設概要

「寿都温泉 ゆべつのゆ」は、寿都町が運営する公営の日帰り温泉施設です。国道229号線沿いから少し南に入ったところに位置し、立派な建物が目印となっています。施設の周辺には風力発電施設が立ち並び、寿都町が風力発電に力を入れている地域であることがわかります。

施設内は広々とした造りで、大浴場、露天風呂、家族風呂、レストラン、宿泊用コテージなどが併設されており、日帰り利用から宿泊まで幅広いニーズに対応しています。

施設基本情報

所在地
北海道寿都郡寿都町字湯別町下湯別462

営業時間
10:30~21:00(最終受付 20:30)

定休日
第一月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日に振り替えて休館)

入浴料

  • 大人:500円
  • 小人(小学生):250円
  • 幼児:無料

駐車場
無料駐車場あり(104台収容可能)

お問い合わせ
TEL:0136-64-5211

2つの泉質が楽しめる温泉の魅力

硫黄泉の特徴と効能

寿都温泉の大きな魅力の一つが、硫黄泉です。循環掛け流し方式で提供されるこの温泉は、しっとりとした肌触りが特徴で、湯上りには肌がつるつるになると評判です。

硫黄泉の主な効能:

  • 美肌効果(角質を柔らかくする作用)
  • 慢性皮膚病の改善
  • アトピー性皮膚炎の緩和
  • 慢性婦人病
  • 切り傷、やけど
  • 動脈硬化症

硫黄特有の香りがあり、温泉らしさを存分に感じられます。美肌効果が高いため、特に女性に人気の泉質です。

塩化物泉の特徴と効能

もう一つの泉質が塩化物泉です。こちらも循環掛け流し方式で、癒し効果がありじんわりと心の底から温まることができます。

塩化物泉の主な効能:

  • 血行促進
  • 冷え性の改善
  • 神経痛、筋肉痛
  • 関節痛
  • 五十肩
  • 運動麻痺
  • 関節のこわばり
  • うちみ、くじき
  • 慢性消化器病
  • 痔疾
  • 病後回復期、疲労回復
  • 健康増進

塩化物泉は「熱の湯」とも呼ばれ、湯上り後も体がポカポカと温かさが持続します。冬場の入浴に特におすすめの泉質です。

2つの泉質を交互に楽しむ入浴法

ゆべつのゆでは、硫黄泉と塩化物泉の両方を楽しむことができます。おすすめの入浴法は、まず塩化物泉で体を温め血行を促進し、その後硫黄泉でゆっくりと肌をケアする方法です。2つの異なる泉質を体験できるのは、寿都温泉ならではの贅沢です。

充実した館内施設

大浴場

広々とした大浴場には、複数の浴槽が配置されています。大きな窓からは自然光が差し込み、開放感あふれる空間でゆったりと温泉を楽しめます。浴槽の種類も豊富で、温度の異なる浴槽を選べるため、自分の好みに合わせた入浴が可能です。

露天風呂

露天風呂からは、四季折々の寿都の景色を楽しむことができます。春は新緑、夏は青々とした緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、季節ごとに異なる表情を見せてくれます。特に冬の雪見風呂は格別で、冷たい外気と温かい温泉のコントラストが心地よく、多くのリピーターに愛されています。

家族風呂紹介

日帰りのお客様向けに、プライベートな空間で温泉を満喫できる家族風呂も用意されています。小さなお子様連れのご家族や、周囲を気にせずゆっくり入浴したい方に最適です。

家族風呂の特徴:

  • 完全個室のプライベート空間
  • 塩化物泉を使用
  • 体を芯から温める効果
  • ご家族やご友人とゆったり過ごせる
  • 事前予約がおすすめ

家族風呂は人気が高いため、特に週末や連休は事前に電話で予約することをおすすめします。

土日限定!バジル湯ジャグジー温泉

土日限定で、寿都産「風のバジル」を使用したバジル湯ジャグジー温泉が楽しめます。これは寿都町の特産品であるバジルを活用した特別な温泉で、リラックス効果や鎮痛効果が期待できます。

バジルの爽やかな香りに包まれながらのジャグジー入浴は、心身ともにリフレッシュできる特別な体験です。週末に訪れる際は、ぜひこの特別な温泉も体験してみてください。

アメニティ

ゆべつのゆでは、基本的なアメニティが揃っています。

提供されているアメニティ:

  • シャンプー
  • リンス
  • ボディソープ
  • ドライヤー

タオルは有料での販売となっているため、持参することをおすすめします。また、化粧水や乳液などのスキンケア用品は用意されていないため、必要な方は持参してください。

食事処とレストラン

レストランメニュー

ゆべつのゆには食事処が併設されており、入浴後にゆっくりと食事を楽しむことができます。レストランでは、地元寿都の食材を使った料理や、北海道ならではのメニューが提供されています。

人気メニュー(例):

  • 海鮮丼(寿都港で水揚げされた新鮮な魚介類)
  • ラーメン
  • 定食類
  • カレーライス
  • うどん・そば

寿都町は漁業が盛んな町であり、特に海鮮料理は新鮮で美味しいと評判です。温泉で温まった後の食事は格別で、ドライブの休憩にも最適です。

営業時間

レストランの営業時間は温泉の営業時間に準じていますが、ラストオーダーは閉館時間より早めに設定されている場合があります。食事を希望される場合は、時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。

コテージ宿泊施設

コテージの特徴

ゆべつのゆには、宿泊用のコテージも併設されています。日帰りだけでなく、ゆっくりと滞在して寿都の自然や温泉を満喫したい方におすすめです。

コテージの設備:

  • キッチン
  • 寝具
  • 冷暖房
  • トイレ・洗面所
  • テレビ

コテージに宿泊すれば、温泉には何度でも入浴可能です。朝風呂、夕方の入浴、夜の入浴と、一日に複数回温泉を楽しむことができるのは宿泊者ならではの特権です。

周辺の自然を満喫

コテージ周辺は自然豊かな環境で、静かな時間を過ごすことができます。夜は星空がきれいに見え、都会の喧騒を忘れてリラックスできます。家族やグループでの利用にも最適で、プライベートな時間を大切にしたい方におすすめです。

アクセス情報

公共交通機関でのアクセス

JR・バス利用の場合:

  1. 長万部駅から
  • JR函館本線「長万部駅」下車
  • ニセコバス寿都ターミナル行きで約53分
  • 「ゆべつのゆ」バス停下車すぐ
  1. 岩内から
  • 中央バス札幌駅前ターミナルから岩内行き乗車
  • 岩内バスターミナル下車
  • ニセコバス岩内ターミナルから寿都行き乗車(約60分)
  • 「ゆべつのゆ」バス停下車

公共交通機関を利用する場合は、バスの本数が限られているため、事前に時刻表を確認することをおすすめします。

車でのアクセス

札幌方面から:

  • 札樽自動車道「小樽IC」から国道5号・229号経由
  • 島牧方面へ約96km
  • 所要時間:約2時間30分

函館方面から:

  • 国道5号を北上し、長万部から国道229号へ
  • 所要時間:約2時間

ニセコ方面から:

  • 国道5号から国道229号へ
  • 所要時間:約1時間

無料駐車場が104台分用意されているため、車でのアクセスが便利です。特に家族連れやグループでの利用には、車での訪問をおすすめします。

寿都町の観光スポット

風のまち寿都

寿都町は「風のまち」として知られ、風力発電が盛んな地域です。町内には多数の風車が設置されており、その景観は寿都町のシンボルとなっています。ゆべつのゆの近くにも風力発電施設があり、温泉に浸かりながら風車を眺めることができます。

寿都湾と漁港

寿都町は日本海に面した港町で、新鮮な海の幸が豊富です。寿都湾では、ホッケ、イカ、ウニ、アワビなど様々な海産物が水揚げされます。漁港周辺を散策すると、活気ある漁師町の雰囲気を感じることができます。

弁慶岬

寿都町から車で約15分の場所にある「弁慶岬」は、日本海を一望できる絶景スポットです。源義経と弁慶にまつわる伝説が残る場所で、展望台からは雄大な日本海の景色を楽しめます。

道の駅みなとま~れ寿都

寿都町の中心部にある道の駅では、地元の特産品やお土産を購入できます。新鮮な海産物や農産物、加工品などが並び、寿都観光の拠点として便利です。

寿都温泉の楽しみ方・おすすめプラン

日帰りプラン

所要時間:3~4時間

  1. 到着後、まず受付で入浴料を支払い
  2. 大浴場で硫黄泉と塩化物泉を楽しむ(60~90分)
  3. 露天風呂でリラックス
  4. 湯上り後、レストランで食事
  5. 休憩室でゆっくり過ごす

このプランなら、ドライブの途中に立ち寄って十分に温泉を満喫できます。

宿泊プラン

1泊2日

1日目:

  • 午後:チェックイン、コテージに荷物を置く
  • 夕方:温泉でゆっくり入浴
  • 夜:レストランで夕食、または自炊
  • 夜:もう一度温泉へ(夜の温泉は格別)

2日目:

  • 朝:朝風呂を楽しむ
  • 午前:チェックアウト後、周辺観光
  • 昼:道の駅で買い物、ランチ

宿泊すれば、時間を気にせず何度も温泉に入れるため、本当の意味での湯治体験ができます。

周遊観光プラン

寿都温泉を拠点に、周辺の観光地を巡るプランもおすすめです。

  • 午前:ニセコエリア観光
  • 昼:寿都町到着、道の駅で昼食
  • 午後:弁慶岬などを観光
  • 夕方:ゆべつのゆで温泉
  • 夜:コテージ泊または次の目的地へ

積丹半島や岩内町なども近く、日本海側のドライブルートとして最適です。

寿都温泉を訪れる際の注意点

定休日の確認

第一月曜日が定休日ですが、月曜日が祝日の場合は翌日に振り替えとなります。訪問前に営業日を確認することをおすすめします。特に連休中は営業スケジュールが変更になる場合があるため、事前に電話で問合せすると安心です。

冬季のアクセス

北海道の冬は降雪が多く、道路状況が悪化することがあります。特に国道229号は海沿いの道路で、吹雪や路面凍結に注意が必要です。冬季に訪れる際は、スタッドレスタイヤの装着は必須で、天候によっては通行止めになることもあるため、事前に道路情報を確認してください。

混雑時期

週末や連休、特に土日のバジル湯実施日は混雑することがあります。ゆっくりと温泉を楽しみたい方は、平日の訪問がおすすめです。また、地元の方々の利用も多いため、夕方は比較的混雑する傾向にあります。

タオルの持参

タオルは有料販売となっているため、持参すると経済的です。特に家族連れの場合は、人数分のタオルを用意しておくとよいでしょう。

寿都温泉の魅力まとめ

寿都温泉(ゆべつのゆ)は、以下のような魅力を持つ温泉施設です:

  1. 歴史ある温泉地:明治時代から続く140年以上の歴史
  2. 2つの泉質:硫黄泉と塩化物泉の両方を楽しめる
  3. 美肌効果:硫黄泉による優れた美肌効果
  4. 血行促進:塩化物泉による体の芯からの温まり
  5. 充実した施設:大浴場、露天風呂、家族風呂、レストラン、コテージ
  6. リーズナブルな料金:大人500円という手頃な価格
  7. 自然豊かな環境:四季折々の景色を楽しめる立地
  8. 地域の特産品:土日限定のバジル湯など地域資源の活用
  9. 観光の拠点:周辺観光地へのアクセスも良好
  10. 広々とした駐車場:104台収容可能で車でのアクセスに便利

おわりに

寿都温泉は、北海道の日本海側に位置する隠れた名湯です。全道でもトップクラスの泉質を誇りながら、観光地化されすぎていない素朴な雰囲気が魅力です。硫黄泉と塩化物泉という異なる2つの泉質を一度に楽しめる贅沢さ、美肌効果と血行促進効果の両方を得られる効能の高さ、そして地域の人々に長年愛されてきた歴史。これらすべてが、寿都温泉を特別な場所にしています。

札幌や函館からのドライブルートとしても最適で、ニセコや積丹半島などの観光地と組み合わせた旅行プランにも組み込みやすい立地です。日帰り入浴でも十分に満足できますが、コテージに宿泊してゆっくりと温泉を堪能するのもおすすめです。

風のまち寿都で、心身ともにリフレッシュできる温泉体験をぜひお楽しみください。明治時代から続く歴史ある温泉の湯に浸かりながら、日本海の自然と地域の文化に触れる旅は、きっと忘れられない思い出となるでしょう。

地図

Google マップで開く

Google マップで開く

近隣の温泉